ホームページ
スマホサイト入口
ニュース
ターボトレインとは何か
  超強力機関車を求めて
  高速気動車を求めて
  非電化に奇跡を
  オイルショック
日本のターボトレイン
  誕生の背景
  キハ07
  キハ391
    動力性能
     資料1
     資料2
     資料3
     資料4
     資料5
     資料6
     資料7
     資料8
     資料9
     資料10
     資料11
  何が問題だったか
  様々な提案
     動力集中方式
     連接か非連接か?
ガスタービン車両最近の動き
  RTLV
  ジェットトレイン
  ALPSプロジェクト
  CINGL
  低公害ガスタービン機関車
ガスタービンとは
  仕組み
  様々な構成
  長所・短所
  トルク特性
  燃料消費
ガスタービンの進歩
  M1戦車が示したもの
  ディーゼルへの挑戦
新しい試み
  Multi-Pressure GT
  Jirnov Vortex Engine
  Ramgen Engine
  Detonation Cycle GT
”もしも”を楽しむ
  キハ391とM1戦車
  電気式ガスタービン動車
  電源車方式
  ガスタービン機関車
  非電化高速鉄道
  キハ391改
  キハ391改-電気式
  映画とアニメ
    Rail Wars! はつかり
    Rail Wars! はつかり2
    Rail Wars! はつかり3
 
  CGはじめました
    
電動航空機の衝撃
  電気式ガスタービン飛行機
  ハイブリッド「ひだ」
  ハイブリッド「ひだ」2
リンク
引用元など
 


 

ターボトレイン

ガスタービン ニュース

 

ホンダ、空飛ぶタクシーに電気式ガスタービン駆動を採用 2023年にテスト飛行を計画。ガスタービン発電機を搭載することで市内用途に限定されない航続距離を目指す。車というよりは小型垂直離着陸機という構成。

三菱自動車がガスタービンハイブリッドSUV出展 2019年東京モーターショウに小型SUVのコンセプトモデルを出展。比較的最近ではジャガー・ランドローバーや中国の新興メーカーなどでこの種の試作例が複数あったが量産に至ったものはない。
レンジエクステンダーへのガスタービン採用は国内大手では初めての試みで、電気式ガスタービン駆動という面で見てもトヨタが1970年代に試作した例以来となる。

東北大学、新しい耐熱合金開発 これまでのニッケル基超合金より200度高い耐熱性を持つモリブデン合金を開発。

ロシア、ガスタービン機関車増備 環境負荷の低減、天然ガス利用促進のためガスタービン機関車の増備と燃料供給設備を増備。

ヘリも電気式の時代に 2018年1月11日、Bellは電気式ヘリのコンセプトをCESで公開。電動機や制御システムの軽量化が急激に進歩したため旅客機の燃費改善目的で電気式ガスタービン駆動航空機の開発が活発化している中、ついに軽量性の要求が最も厳しいヘリコプターにもその波が到来。電池の高性能化を待って将来的にガスタービンを省くことも視野に。

三菱ターボチャージャーヨーロッパ、レンジエクステンダー開発へ 三菱重工グループの三菱ターボチャージャーヨーロッパはEVの航続距離を伸ばす急速充電及び巡航用のガスタービン発電機 Range+ charger を開発、発電端出力30kWの小型ガスタービンながら熱効率31%を目指す。

大阪大、1400℃の耐熱材料開発 従来のニッケル系合金の耐熱温度1100℃を大きく超える1400℃の耐熱性を持つ新材料でタービン翼への応用が可能。

インド鉄道、ガスタービン機関車導入に前向き 以前からロシアのガスタービン機関車に関心を示していたインド鉄道は軽戦闘機用に自主開発したエンジンの船用転用型ガスタービンを機関車に利用できないか検討している。8000kWの出力でLNGを燃料とし、悪化する環境問題の改善に期待。すでにLNGガスタービン機関車で運用実績のあるロシアの技術を活用。

戦闘ヘリ用ガスタービンの開発 2016年8月24日、Honeywellとアメリカ軍が3000馬力級ガスタービンの開発契約。低燃費化、高出力化、長寿命化を目指す。将来のレーザーなどの指向性兵器搭載時の電力需要増大への対応も視野に。

ガスタービン機関車改良型 2013年9月、Sinaraグループは新しいガスタービン機関車を公開。

ロシア国鉄、ガスタービン機関車量産へ 2012年6月22日、ロシア国鉄はSinaraグループとガスタービン機関車の量産へ向けて契約。順調に行けば2020年までに39両生産へ。

ロシアの天然ガスガスタービン機関車世界記録達成 2011年9月14日、16000トン牽引試験に成功、内燃機関車単機としては世界記録となる。

インド鉄道、ガスタービン機関車に関心 2011年8月7日、インド国有鉄道は軍が小型戦闘機用に開発中のKaveriエンジンを機関車に搭載できないか興味を示しているという。

ガスタービンハイブリッドスーパーカー 2010年9月30日、ジャガーはハイブリッドスーパーカーC-X75を発表。重量25kg、94馬力の軸流式マイクロガスタービンに80000RPMの高速発電機が直結され、35kgの発電セットを構成、これと2機搭載している。重量50kgの電動機が各輪に配置され4機で最大出力は1分間定格ながら778馬力に達する。電池重量は184kg、電池のみで109km、60リットルの燃料併用で901kmの航続距離があるとしている。直径16cmの軸流式ガスタービンは従来効率が10%前後と低く非常用途以外での応用は異例であったが、Bladon Jets社独自の製造技術で初めて実用的効率が得られたとしている。高圧圧縮により再生装置なしで高効率を謳っているが具体的な数値は記載されていない。ガスタービン発電状態でリッター13kmはこのクラスの車としては非常に燃費が良いが走行条件が不明。燃料消費を減らすため2機のガスタービンを負荷に応じてオンオフ運転するため熱疲労の問題なども残る可能性がある。

イギリス戦略技術委員会がプラグインハイブリッド車用ガスタービン発電セット開発で企業連合を支援 2010年1月26日、イギリス戦略技術委員会Bladon Jets社を中心としジャガー・ランドローバーや主要電機メーカーよりなる企業連合に世界初の市販に向けたプラグインハイブリッド車用けガスタービン発電セットの開発で資金援助することに。Bladon Jets社はマイクロガスタービンでは効率面で難しかった軸流圧縮機・タービンを独自の製法で実用化、高速発電機直結駆動で超小型車載用電源を目指している。車載パッケージはジャガー・ランドローバーが中心となり開発する。類似の試みは過去に多数存在するが現時点では本格的な実用例は無い。

ガスタービン搭載のプラグインハイブリッドスポーツカー、ロサンゼルス自動車ショーに参考出展 2009年12月2日より開催されるロサンゼルス自動車ショーにゲーム会社Electronic ArtsのChief Creative DirectorであるRichard Hilleman氏がCapstone社の支援を受けて開発したマイクロガスタービンと高速発電機を搭載したシリーズハイブリッド車を出展。96km/hまで3.9秒で加速、最高許容速度240km/h、航続距離804km、従来のハイブリッド車にない低汚染排気を謳っている。電池のみでの航続距離は最大128km。ショーで反響があれば限定生産に入るとしているがあくまでもマイクロガスタービン拡販のプロモーションとしての位置づけ。

ロシアのガスタービン機関車が性能試験中 2008年11月より性能試験の始まった8300kWのガスタービン機関車が12月、10000トンの牽引試験を実施。2両1ユニット構成で1両が動力車、もう1両が燃料タンク搭載車となっており、17トンの天然ガスを搭載し750kmの航続距離を確保。

東芝、安全性と長寿命、急速充放電特性を持つリチウムイオン2時電池を開発 2007年12月11日、東芝は高い安全性と、急速な充放電を行っても10年を超える長寿命性能、わずか5分間で容量の90%以上の充電が可能な新型リチウムイオン電池「SCiB」を製品化し、来年3月から量産を始めると発表。約3000回の充放電サイクル後も、容量低下はわずか10%未満、約5000回を超える繰り返し充放電が可能としている。

JR北海道、パラレル方式のディーゼルハイブリッド気動車を開発(PDFファイル) 2007年10月23日、JR北海道は鉄道車両としては初のパラレル方式のハイブリッド気動車を試作。ディーゼル動力側は機械式4速直結駆動とし液体変速機を廃止、起動は電動機で行う。オイルポンプやオイルクーラーの簡略化とあわせて効率向上、軽量化を達成。同時に電動機の制御により機械式変速機の問題点である変速ショックも軽減している。今後、近郊用以外に特急用車両も開発し、2015年の新幹線函館開業を目処に札幌−函館間で20分の短縮を目指す。省エネ化については駆動装置の高効率化を主軸とした上で回生能力を付加する方向で、軽量化、低価格化のためバッテリー容量は少なめに設定される模様で現実的な選択となっている。
 なお、海外ではボンバルディア社がハイブリッド列車を今年10月から生産しているが、ここで言うハイブリッドとは非電化区間直通を目的としたディーゼル給電・架線給電両モードでの走行機能を持つ電気式気動車を意味しており、エネルギー回生用車上蓄電設備を搭載した車両を意味するハイブリッドとは異なる。

東北大学、超小型ガスタービンを開発 2007年8月8日、東北大学大学院工学研究科は直径10cm、長さ15cm、重量10kg程度の超小型ガスタービンを開発。自立ロボットや個人用移動機器の電源としての応用を目指す。さらに小型化可能な直径1cm、900000rpmのタービンも開発済み。なお、海外ではラジコン模型用に出力4.6kW、直径11cm、長さ26cm、重量1.3kg程度の超小型ガスタービンが量産・市販されており、東北大学の機種が発電機を間に組み込むサイズとしても目新しさには欠ける。ただし、模型用と産業用では耐久性、効率など基本的に異なるため、今後の詳細なデータ発表が待たれる。
 国内で上記模型用ガスタービンを利用した5インチゲージの液体式ガスタービン動車の自作例があり、『第8回国際鉄道模型コンベンション』に出展予定。

ロシアのガスタービン機関車が完成 2007年8月1日、OAO RZDは開発中の液化天然ガス燃焼のガスタービン機関車を公開。ガスタービンの出力は8300kW、機関車全体の重量は300トンと巨大で、航続距離は720kmとなっている。騒音は大きく120dBに達し、キハ391のフルノッチ起動時の騒音に匹敵する。天然ガス資源が豊富なウラル、シベリア地方で運用予定。

ロシアで11000馬力のガスタービン機関車を開発中 2007年3月29日、JR東海、JR東日本との技術協力などで来日したロシア鉄道社のウラジミル・ヤクーニン社長は8500kWのガスタービン機関車を開発中と発表。燃料に液化天然ガスを使用し、運転コストはディーゼルの半分、有害排気物質は1/20になるとしている。2008年には受注可能になるだろうとしている。

トラック用Detonation Cycle Gas Turbineの試作機、2007年1月にも製造へ

車両用ガスタービンでCapstone社などベンチャー3社が提携へ 2006年11月15日、Capstone社はAgile Turbine Technology社が車両用に開発したMulti-Pressure Gas Turbineの量産販売に関する提携を発表。
 10%の部分負荷時でも38%の発電効率を維持し、民生用、軍用
車両への搭載を目標とする。小型の熱交換器と高速発電機の採用により220kWの発電セットを構成しても全体で545kgと小型化を達成。ガス発生回転系が独立ししかも低出力時にも高速回転を維持しているため応答性トルク特性は良好で、既存の過給機技術の流用による低価格化とあわせ、車両用としてのガスタービンの問題点の多くを克服したとしている。

Turbine Truck Engines、資金調達へ 2006年6月6日、Turbine Truck Enginesはトラック用ガスタービン(Detonation Cycle Gas Turbine)製造のためにDutchess Private Equities Fundと1000万ドルの融資契約

トラック用Detonation Cycle Gas Turbine 2006年5月24日、Turbine Truck Enginesはハイウェイトラック、バス用の540馬力Detonation Cycle Gas Turbineの設計が完了したと発表。製造資金の調達へ向けて交渉中。E85エタノールを燃料とし、低公害トラックを実現可能としている。

世界最高効率のタービンハイブリッド燃料電池  2006年2月23日、FuelCell Energyは数百kW級としては世界最高効率の発電システムの連続運転に成功。SOFCのような高温反応型燃料電池とガスタービンとの複合システムで、燃料改質が不要で天然ガスを直接供給可能。56%の発電効率は同クラスとしては最高水準にある。メガワット級以上であれば発電効率70%を超えることが可能としている。

イギリスがジェットトレインに関心  イギリスの次期高速鉄道は磁気浮上も含め、TGVなど他の方式との比較が行われているが、政府運輸顧問のEddington氏がジェットトレイン方式に関心を示している。 電化が不要で潜在的に240km/hを大きく上回る性能を持つことなどを評価。 北米では資金難や競合反対勢力に押されて新たな高速鉄道実現の目処がまったく立たない中、すでに非電化での200km/h運転に長い歴史を持つイギリスでは高速鉄道への期待が高く、250km/h以上のガスタービン列車が実現される可能性がある。

The project 1221 : turbine powered super car  謎に包まれていたイタリアのスーパーカー開発が徐々に明らかに。 1000馬力以上、車重1kgあたり1馬力以上の出力重量比を達成するためガスタービン駆動となることが判明。 「自家用ジェットの性能と快適性を地上で」とタービン駆動の優位性を訴えている。 非常に高価なものの、初の”本格的な市販”ガスタービン自動車になる可能性がある。 1950年代に約20年にわたってブームとなったガスタービン乗用車時代から数十年の年月を経たものの、直結駆動ではガスタービンの持つ根本的な問題点が解決されているわけではなく、燃費など経済性を気にかけない人々が対象とはいえ、どのような評価が下されるか注目される。

Bombardier社、北米での高速鉄道は悲観的と  アメリカ、カナダで複数存在する高速化計画のいずれも財政難から実現の目処は立っておらず、JetTrainが有望視されていた北米での高速鉄道市場は悲観的状況と分析。

長寿命で急速充電可能な画期的なリチウムイオン電池  2005年3月29日、東芝はキャパシタ並みの急速充電性能と、深い充放電を1000回繰り返した後でも容量低下が僅か1%というリチウムイオン2次電池を開発。 これまでパワー密度とサイクル寿命の関係で頻回の大電力充放電が必要な重車両のハイブリッド化や完全電池駆動車の本格的実用化は課題が多かったが、今回の電池はこれらへの応用を現実的なものとし、近年急速に高性能化している大容量キャパシタと競合することになる。 同社は現在電池事業から撤退しており、今後の事業展開が注目される。

高効率炭化珪素パワートランジスタ  2005年3月28日、独立行政法人 産業技術総合研究所は世界最高性能の超低電力損失パワートランジスタの開発に成功。従来のSiパワートランジスタと比較して、電力損失が1/12に。 鉄道界でも電気車、電気式内燃動車の電力変換効率向上が期待される。

Jirnov Vortex Turbine Engine  ロシア人科学者(Alexei Jirnov氏)が同僚とともに開発し、1998年に米国で特許を取得した新形式の熱機関が軍や環境関連機関から補助を受けて実用化へ向けて開発が進んでいる。

 基本サイクルはガスタービンと同じブレイトンサイクル(再生サイクル)であるが、スライディングブレードコンプレッサと類似の回転翼で圧縮膨張を行うため従来のガスタービンと比較し損失が少なく、水噴射で圧縮加熱空気を冷却し、タービンとケーシングとの機密性を上げて圧縮効率を高め、往復動機関と比べ構造が単純で摩擦損失が少ないという。 外燃式ガスタービンのように調理用廃油のような低質燃料を含め幅広い燃料へ対応可能で、燃焼温度、騒音ともに低く、NOxを含め有害廃棄物は少なくきわめて清浄な排気、3600RPMと小型ガスタービンとしては二桁近く低い回転数ながら小型軽量を実現したとしている。 低速で高いトルクを発生し、車両用では変速機が不要という特性を併せ持つ。
 すでに30kWのプロトタイプ機が燃焼温度700℃で熱効率54%以上を達成しているとし、927℃での理論熱効率は72%に達し、ガスタービンと往復動機関の長所を併せ持ち、両者の欠点をなくしたエンジンで、いずれほとんどの内燃機関を置き換える可能性を持つとしている。 ガスタービンと同様、廃熱回収で蒸気を発生させ、類似構造のタービンを駆動することが可能で、定置型の場合、さらに効率を上げることが可能。
 同社のホームページを含め、まだ試験結果の情報が少なく、しかも燃料電池さえも不要とするような効率の高さや、にわかには信じがたいような特性が並ぶなど不明な点が多いが、海軍が強い関心を示して補助金を出しており、2005年からGEやロールスロイスなどとの提携も視野に入れて積極的に活動している。
 今回海軍より補助金を得て試作する125kW機が所定の性能を収めた場合、海軍から量産へ向けての資金援助を得ることとなる。

高強度セラミックス開発への糸口  2004年12月23日、高温高強度セラミックスとしてガスタービン用に期待されながら、そのもろさが重大な問題となっている窒化珪素セラミックスに関し、新世代の高強度セラミックス実現へ向け、原子レベルでの解明が進んでいる。

TM1800ガスタービン完成 鉄道用も視野に入れてTurbomecaが開発していた多用途ガスタービン発電セットが完成。 消音機と再生装置を一体化、直結高速発電機を採用しガスタービンの小型軽量特性を活かしたまま目標とされていた157g/PS.hの直噴ディーゼルに迫る燃料消費率を実現。 国産のスーパーマリンガスタービンと同等クラスであるが、船用に特化していないだけにパッケージ自体はさらに小型化されている。

フロリダ高速鉄道反対派が勝利 大統領選挙と同時に行われた同計画の是非に関する住民投票で、67:37の比率で反対派が勝利。 長年にわたる財政負担を懸念する声が高まったとするが、航空、自動車、道路関係の利権、同線ルートに乗らない競合するテーマパークの思惑などが深く関与しているとされる。

アルバータ州高速鉄道計画  カルガリー、エドモントン間の高速鉄道について、採算面で有望との報告。 ジェットトレインによる在来線高速化、あるいは新線建設によるジェットトレイン方式、TGV方式などを検討。

Turboliner退役  New York City−Albany間の高速化用として今年4月から営業運転を開始し、6月から空調機器不良で運休していたRTLV3編成が2004年9月、そのまま引退へ。 Amtrakの経営難から軌道信号改良を伴う高速化は期待できない模様。 連邦鉄道局は契約不履行とAmtrakを非難。

イギリスでハイブリッドガスタービンバス公開運転  Wrightbusが開発したハイブリッドガスタービンバスを公開運転。Swansea市で2006-2007年の営業開始を予定している。 ハイブリッドシステムの制約上、連続勾配路線には弱く平坦路線への投入となるが、低騒音低汚染で環境面をアピール。

東芝、世界最高効率の熱電変換モジュールを展示  東芝は本年3月に発表していた世界最高の耐熱性と発電能力を持つ熱電モジュールを2004年5月19日から始まった自動車技術展に展示。 温度差480℃環境でB4程度の面積で1kWの発電能力を実現。 従来の熱電モジュールの約2倍の約500度という耐熱性を実現し、エンジンやボイラーなどの300度を超える廃熱が利用可能に。

燃料電池機関車のコンセプトデザインまとまる 2004年2月5日、Fuelcell Propulsion Instituteが5年計画で開発中の大出力燃料電池機関車の概要を発表。重量109トン、1200kWの入れ替え用機関車で、150kWの固体高分子型(プロトン交換膜型)燃料電池を8基搭載、地上でのアンモニアからの水素製造装置、車載用燃料タンクとして安全性の高い水素吸着合金を用いた低圧タンクの開発などを含んでいる

京セラ、低温作動の高効率固体酸化物型燃料電池を開発 2003年12月18日、1kW級固体酸化物型燃料電池(SOFC)において、約780℃という低温作動で世界最高レベルの54%という発電効率を達成。より大 型の発電機としての用途や車載補助電源用など幅広い展開を予定。

NEC、有機ラジカル電池を試作 2003年11月4日、NECは第44回電池討論会で有機ラジカル電池試作について発表。リチウムイオン2次電池を超える高いエネルギー密度と長寿命、大電流での充放電性能が期待されている。

JetTrainを採用へ 2003年10月28日、フロリダ高速鉄道(Tampa-Orlando)にガスタービン機関車牽引方式を採用。 2009年までの開業を目指しておりJetTrainの最初の営業線となる可能性が濃厚。

高性能リチウムイオン2次電池開発 日立製作所と新神戸電機株式会社は、出力密度、エネルギー密度を向上したハイブリッド電気車用リチウムイオン二次電池を共同で開発。 ハイブリッド鉄道車両も視野に。

JetTrain vs 韓国版TGV フロリダ高速鉄道採用で両者が対決へ。 衝突を前提としない軽量構造のTGVに比べ対衝突対策を施した重量級ジェットトレインは性能面で不利。 専用新線で比較的直線の短い同線では軽量で加速性能のよいTGVが性能面で有利。 決着は10月27日に。

JetTrain、マイアミへ 2003年10月7日、ジェットトレイン用ガスタービン機関車がマイアミ入り。 フロリダ高速鉄道向けにアピール

高エネルギー密度のキャパシタ開発 日本電子株式会社は質量エネルギー密度が従来に比して10倍以上のナノゲート・キャパシタの開発に成功。

ALPSプロジェクト進行中 テキサス大学で開発中のフライホイールバッテリーシステムが2003年末に完成予定、プロジェクト自体の完了は2005年。

燃料電池バス実証試験 トヨタ自動車株式会社、日野自動車株式会社が開発した燃料電池バスで8月28日から東京都の一般路線バスとしての営業運行による実証試験を開始

ハイブリッドタービンバス 東京駅周辺(丸の内地域と日本橋地域)の2ルートで無料巡回バス運行。 まず8月22日より「丸の内シャトル」運行開始。

「産軍両用を視野に世界最大級の燃料電池機関車開発開始 Fuelcell Propulsion Instituteは1000kW級燃料電池機関車の実証試験を開始

「スーパーエコシップ実証試験」の共同研究実施者の公募 2500kWで熱効率39%に達する高効率ガスタービンエンジン、電気推進式二重反転ポッドプロペラなど革新的技術を取り入れた新形式の内航船スーパーエコシップ実証研究をを共同で行う内航海運事業者を独立行政法人海上技術安全研究所が募集。

世界最高の耐用温度1100℃を実現したニッケル基単結晶超合金の開発に成功 2003年4月21日、物質・材料研究機構材料研究所超耐熱材料グループは石川島播磨重工業と共同でジェットエンジンや発電ガスタービン用合金の材料に適用できる世界最高の耐用温度1100℃を実現したニッケル基単結晶超合金(TMS162合金)の開発に成功した。燃焼温度1700℃の高効率発電ガスタービンの開発やジェットエンジン開発につながる可能性を秘めているという。

鉄道総研、小型車両用ハイブリッド装置開発 2003年4月16日、鉄道総合技術研究所は気動車やバスなどに適した長寿命のフライホイール蓄電装置を開発。エネルギー密度1.1MJ、9000RPMとジェットトレイン用に開発されたものと比べるとかなり小型で、単行の気動車、電車など分散動力を対象。

JetTrain、カルガリーでデモンストレーション 2003年4月8日、ジェットトレイン用ガスタービン機関車がカナディアンパシフィック鉄道パビリオンに到着、デモンストレーション。

JR東日本、ハイブリッド気動車を発表 2003年4月8日、JR東日本はディーゼルハイブリッド気動車を発表。 構成はRailPower社のGreen Goat と同じ化学2次電池を使ったオーソドックスなシリーズハイブリッドで、同構成による実用車両としては世界初となる。 将来的には燃料電池ハイブリッド車への発展が期待されている。

フライホイールハイブリッドシステム開発中止を進言 2002年4月に開かれた評価委員会で高速ガスタービン列車開発が評価され、営業試験の障害となっている制度上の問題を解決するようにFRAに提言、さらにALPSプロジェクトはタービン直結高速発電機開発に貢献した点を評価するも、フライホイールハイブリッドシステムは高速列車用として見た場合有用性に乏しく、補助金の打ち切り、開発中止を提言している。
 高速まで加速し連続高速走行する列車にはハイブリッド化による重量増はかえってエネルギー効率面で不利と判断、デジタル制御によるガスタービン自体の高効率化の進展なども関与か?

JetTrain、カナダでのデモンストレーション開始 2003/2/3、Bombardiarはカナダのトロント-モントリオール間の高速列車計画にジェットトレインを売り込むためデモンストレーションを開始。 同区間に電気推進の高速列車を導入する場合、160億ドルの投資が必要だが、ジェットトレインでは33億ドルに削減可能としている。 カルガリー方面での採用も期待。 政府助成の問題、不透明な投資効果、航空、バス業界の反対など多くの議論を呼んでいる。 同社の広告を捩った以下の記載が印象的。

Bombardier's JetTrain
- Has a cruising speed of 240 km/h.
- Capable of travelling from Edmonton to Calgary in just over an hour.
- Powered by a jet engine, rather than electrified rail lines used by most European high-speed trains.
- 20 per cent lighter than a conventional diesel unit with twice the acceleration.
- 30 per cent lower greenhouse gas emissions than a conventional diesel locomotive.

- Would require extensive government investment, estimated at more than $3 billion, to build new tracks.

ディーゼル世界速度記録更新 2002/9/24、スペインのタルゴは液体式ディーゼル機関車Talgo XXI™が牽引するプッシュプル列車で今年5月に記録していた速度記録をさらに更新、254km/hとなり、ディーゼルで初めて250km/hのオーダーへ。 現在最先端レベルにある高効率軽量高速ディーゼルを搭載し、標準軌としては非常にコンパクトで軽量な車両構造と2L3Tの短編成によりわずか5440馬力の編成出力で記録達成。

ラムジェットの原理を応用した新しい概念のエンジンを開発中 Ramgenはラムジェットの推力を回転運動として取り出す新形式のエンジンを開発中。 まだ課題は多いが性能的に既存のガスタービン産業を覆すほどのインパクトを秘めているとして米政府も後援

ハイブリッドガスタービン機関車ついに”発売”へ Bombardierは2002年10月15日、電気式ガスタービン機関車を公開。商標はJetTrainとなり、昨年提案のJetrainとは異なっている。

高効率燃料電池ガスタービンハイブリッドシステム トヨタは溶融炭酸塩型燃料電池(MCFC)マイクロガスタービンハイブリッドコジェネレーションシステムの実証実験を開始。小型システムとしては世界最高の発電効率を達成、大規模コンバインドサイクルガスタービン発電所に匹敵。

燃料電池バス実証試験へ トヨタと日野自動車は最高出力218馬力の水素燃料電池バスを公道で実証試験へ。 今後の成果によってはローカル気動車などへの転用が予想以上に早く現実味を帯びてくるかもしれない。

LV100-5ガスタービン完成 アメリカ陸軍主力戦車M1用次世代エンジンとして開発されていたLV100-5ガスタービンが完成し、試験中。

ハイブリッドディーゼルカー、営業運転へ 2000年、ドイツで開発され試験が続けられていたフライホイール回生装置付きハイブリッド気動車が2002年12月よりMagdeburg - Stendal - Uelzen線で営業試験を開始予定。屋根上にエンジンを搭載し、1軸台車、連接車体という革新的な気動車で、バリアフリー、省エネ、低公害化を目指している。

真空容器の不要なフライホイール 田村電機製作所と雪ヶ谷制御研究所はフライホイールの空気抵抗を90%削減する技術を開発。低価格フライホイールバッテリーを実現可能で、小規模無停電電源以外に、鉄道車両用、電力事業用など中・大規模装置への応用を調査中。

軍用ロボット装甲車もタービンハイブリッドへ アメリカ軍用のロボット装甲車が開発されており、動力源は小型軽量高効率を達成するためガスタービンを使ったシリーズハイブリッド方式を採用

スーパーマリンガスタービン実用化に目途 低価格のA重油を使い高効率低公害の2500kW級船舶用ガスタービンの実用化に目途がつき、公開運転を実施。 平成17年にスーパーエコシップを建造し実証運転を開始予定。

国産タービンバス発売 モリヤ株式会社はマイクロガスタービンを用いたシリーズハイブリッド方式のガスタービンバスを開発、2003年4月に発売へ。

新世代2次電池 NECは従来のリチウムイオン2次電池を大きく超える可能性を秘めた新型2次電池、有機ラジカル電池の開発に成功。携帯機器から電気自動車まで視野に。 発表記事

FRAが開発中のガスタービン機関車試運転中
 記事はこのページの中ほどにあります。 写真はプエブロの高速試験線。実際は架線があるが、高性能非電化車両をアピールするため人為的に写真上から架線を消去したとのこと。 2002年より米国各地でデモンストレーション予定。 フライホイールシステムはまだ搭載されておらず、5000馬力の電気式ガスタービン機関車の状態。 力行中でも非常に静かで排気はほとんど見えないという。

Turbo-Loco トモエ電機工業、マイクロタービン搭載の工事用12トン電気機関車開発。

Railpower Technologies Inc. 低公害ガスタービン機関車走行試験開始 (2001/9/12)

ターボトレインリニューアル フランス国鉄は現行のターボトレインの延命工事を決定。ガスタービンの換装なども行い10年以上の延命化を予定。

中国でハイブリッドタービンバス

Jetrain Bombardierが開発しているガスタービン動車が明らかに。
 3200馬力の機械式動力車2両を両端に配した動力集中方式で、2003年に完成予定。高速、軽量、高加速、低汚染、低騒音、高信頼性などを武器にイギリスHST置き換えを狙いFirstGroupと交渉中。
関連資料  

FRAが開発中のガスタービン機関車完成 2000/11/9試運転、67km/hで走行試験。2001年初期にプエブロの試験線で高速試験を行い、順次全米の高速化予定地区でデモンストレーションを行う。なお、まだフライホイール蓄電システムは搭載されておらず、純粋な電気式ガスタービン機関車として試験。関連ニュースはこのリンクの後半にあります。

東京電力、来春ガスタービンバス導入

ICE-VT 200km/h運転可能な振子式ディーゼル動車。 電気式動力分散方式を採用。 比出力は7.95kW/tと低い。

Midwest initiative, Amtrak pursue trainsets アメリカ中西部の振子式内燃列車計画。下記のハイブリッドガスタービン機関車とは別に検討中。スペインのタルゴシステムを使用。
 記事はこのページの中央付近にあります。
FRAが開発中のガスタービン機関車完成直前
 記事はこのページのかなり下のほうにあります。

Railpower Technologies Inc. 低公害ガスタービン機関車を開発中

Railpower Technologies Inc. の低公害入替用ガスタービン機関車が2001年初頭にバンクーバーで試用開始予定

SNCF、Lyon - Bordeaux間のRTG系をリニューアルへ

2000年春よりアメリカの新世代ターボトレインの走行試験開始