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ペアの作り方

1 シーンにフィギャアを2つ用意します。

2 それぞれのフィギャアのペアにしたいノード(手のひらや足など)を選択します。コントロールキーを押しながら2つのノードを選択します。

3 Pair me up 0ボタンをクリックします。ショートカットキーは ! です。

4 片方のフィギャアのポーズを変更し、ペアとなったノードが動いた場合、それに従って相手のノードが追随します。相手のノードの可動域を超えた場合は相対的な位置がずれます。

5 ペアは5組まで作ることができます。各組のショートカットキーは ! " # $ % です。Shiftキーを押して組番号の数値を押すと理解すると良いでしょう。

(注意)

タイムラインでフレームを移動するとペアは無効状態となります。有効を保持するにはそのフレームを記憶フレームに設定(Memorize)します。

ペアにするノードは体の端の部分を選ぶほうが自然な動きになります。

ペアは作成されたフレームから後ろのフレームで有効になります。それより前のフレームでは無効です。アニメーションを作る場合はペアに設定したいフレームに移動してからそこでペアを作ってください。

 

ペアの有効化・無効化

一時的にペアリングを無効にすることもできます。

1 有効チェックボックスのチェックを外すと該当するペアを無効にできます。元に戻すにはチェックを入れます。

2 すべてのペアを一度に無効にしたい場合は全て無効lボタンをクリックします。元に戻すには全て有効lボタンをクリックします。

3 上記のショートカットキーを使うことで対応するペアの有効化無効化を切り替えることができます。

タイムラインでフレームを移動するとペアは無効状態となります。有効を保持するにはそのフレームを記憶フレームに設定(Memorize)します。

相対位置関係の変更

上記の無効化後、フィギャアの姿勢を変えて再度有効化すると、2つのノードの現在の相対的な位置でペアリングできます。

可動範囲を超えた移動でずれた場合、上記のペアの無効化後ポーズを修正し、再度ペアを有効化することで修正できます。

ペアノードの親子関係変更

ペアとなったノードには親子関係があり、既定では選択状態にあるフィギャア上のノードが自動的に親になります。

手動で親を指定するにはショートカットキーAlt+Mで手動モードに切り替えます。自動選択モードに戻すには再度Alt+Mをおします。手動モードでは関係のラジオボタンが水色表示されます。

ペアは親が子を引っ張るように動きます。どちらが親になっているかで親側のノードが動いた場合と子側のノードが動いた場合で動きが変化します。

手のような動きやすいノードと肩のような動きにくいノードをペアにしたとき手動で親子関係を指定すると希望の動きが得られるようになります。

 

ペアの削除

該当するペアの、ペア済み-と表示されているボタンをクリックするとそのペアは解除されます。

再度ペアを組むにはノードを選択し直す必要があります。

 

ノードの方向保持

ペアとなって一緒に動くノードの初期の向きを保持するかどうか指定できます。下の図のように方向保持(Keep Orientation)チェックボックスがチェックされていると、姿勢変更時にもペアを組んだ時の方向が保持されます。ただし関節可動域を超えるとずれます。

アンドゥの制御

複数のペアやピン留めがあるシーンでDaz Studio固有のアンドゥ、リドゥ機能を使用した場合、処理時間が長くなり一見PCがフリーズしたようになります。これを防ぐためDaz Studio固有のアンドゥ、リドゥ機能を使わない、独自のアンドゥ機能を用意しました。

シーン内のオブジェクトがペアを組んでいたりピンドメされている場合はCtrl+Z、Ctrl+Yを使う代わりにそれぞれ下図赤枠のボタンをクリックするか、ショートカットキーYまたはZを使用します。

複雑なペア構成、ピン留めがなされている状態で動かすと完全に姿勢が戻らない場合があります。その場合はMemorizeタブで戻す必要があります。

ただしポーズ以外の変更およびGenesisフィギャア(1,2,3,8)以外の変更はMemorizeタブでは復元できませんので注意してください。

この復元機能のショートカットキーはアンドゥがAlt+Z、リドゥがAlt+Xです。なお、この機能は記憶フレームとして指定されたフレームでのみ有効です。