特急「しなの」速度向上試験
古いピクトリアル誌に特急しなの、44年10月改正でスピードアップという記事があります。 そのための試験が同年7月に中央西線で行われたようです。 最高速度を95km/hから120km/hに上げ、曲線通過速度20km/h増しが繰り返し行われたとのこと。 結局120km/h化はしなのでは効果が薄いのか実現せず、一部線形改良や余裕運転時分の見直しなど十数分短縮でお茶を濁したようです。 故障多発の181系は車両不足で走行試験は91と組んでが行われました。